暑すぎたと言っても過言ではない夏が過ぎ、夜になると鈴虫の涼しげな音が聞こえてくるようになりましたね。
1年でもっとも美しく見えるのが、「中秋の名月」です。
近年、中秋の名月と満月が同じ日だったこともあり、今年も満月なのか気になりますよね。
ここでは、中秋の名月2024はいつで満月は見れるのでしょうか?
また、中秋の名月のピーク時間はあるのか、方角についてもご紹介していきます。
中秋の名月2024はいつ?
中秋の名月2024は、2024年9月17日(火)です。
中秋の名月は、旧暦の8月15日の夜に見られる月のことをいいます。
毎年同じ日と思われがちですが、実は違うんです!
中秋の名月は「月の満ち欠けを基準にした旧暦」、現在の私たちは「太陽の動きを基準にした新暦」で生活しています。
旧暦は、新月を1日とし、月が満月になり欠けていくまでの1ヶ月を29.5日とし結果、29.5日×12ヶ月=354日で1年としています。
新暦は、太陽が地球を一周する365日を1年としています。
その差が11日生じるため、毎年違う日になります。
実際に、昨年2023年は9月29日、一昨年2022年は9月10日と毎年違いますね!
また、「中秋の名月」以外にも「十五夜」という言葉を、良く耳にする方も多いのではないですか?
「十五夜」は、旧暦の毎月15日の夜のことをいい、1年に12回訪れます。
「中秋の名月」は、十五夜のうちの1つで、旧暦8月15日のみを指しますさします。
意味は同じでも、違いがありますね。
中秋の名月2024は満月?
中秋の名月2024は満月かというと、満月ではありません。
今年の満月は、翌日の9月18日となり日付が1日ずれています。
とはいえ、1日違いということもり、見た目はほぼ満月といってもよいほどです。
※左側がわずかに欠けているのがわかるとのことなので、チェックしてみてください!
月の満ち欠けのサイクルが29.5日であること、および、実際の月の軌道が正円でない理由から、15日に満月になるとは限らず、必ずしも中秋の名月と満月は一致しません。
【2024年】中秋の名月(十五夜)は9月17日!意味・食べ物・時間と子どもと楽しむ方法 | るるぶKids (rurubu.jp)より
2021年から2023年は、中秋の名月と満月が同じではありましたが、今年のように日付がずれることは少なくありません。
次に「中秋の名月」が満月と一致するのは、6年後の2030年9月12日になります!
中秋の名月2024ピーク時間は?
中秋の名月2024ピーク時間は以下の通りです。
東日本は、23時~23時30分頃です。
西日本は、23時30分~0時頃です。
※地域差は多少あります、ご注意ください。
月の出時間は、17時~18時台となります。
ただし、月出時間頃は太陽の明るさが残っていたり、月の位置が低いことから見えにくかったり、建物に隠れたりすることがあります。
23時になる頃には、高い位置に上るため月が綺麗に見ることが可能です!
中秋の名月2024方角はどこ?
中秋の名月2024方角はどこかそれは、ピーク時においては南を向いてほぼ真上を見るです。
月は太陽と同様に、東から上り西に沈みます。
東から西に向かって空を見れいれば、必ず見つけることができます。
障害物などはさけて、開けた場所で見るのもおすすめですよ!
今年は中秋の名月の近くに土星が見えます。満月に近い月は、とても明るいため、土星(0.6等)はやや見づらいかもしれません。お月見の際は、土星も気に留めてみてください。
引用元:中秋の名月(2024年9月) | 国立天文台(NAOJ)より
月と土星の組み合わせが味わえるのは、贅沢ですね!
まとめ
こちらでは、【中秋の名月2024はいつで満月は見れる?ピーク時間や方角は?】と紹介してきました。
中秋の名月2024は、2024年9月17日(火)です。
中秋の名月2024は満月については、満月ではありません。
翌日の9月18日となります。
中秋の名月2024ピーク時間は「東日本は、23時~23時30分頃」・「西日本は、23時30分~0時頃」です。
中秋の名月2024方角はどこかそれは、ピーク時においては南を向いてほぼ真上を見るです。
1年でもっとも美しく見えるのが、「中秋の名月」と言われいる理由は、月の高さがちょうどよい事・色の変化を楽しみやすいからだそうです。※春秋がこの条件に当てはまります。
お月見団子、ススキを準備してぜひ中秋の名月を楽しまれてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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